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*時代のせい

世界の危機が来れば、自分にも活躍の場が与えられるかもしれない
歴史上の、あの時代に誕生していれば英雄になれたかもしれない
現代という時代が悪いのだと、環境のせいにする

環境に適応できないものが、違う環境に柔軟に適応できるはずない
今から逃げて、空想を美化して、仕方ないとあきらめる

救世主になりたいと夢を描く
でも危険な目に会いたくないから誰かに任せよう
世界を支配したいと野望を抱く
でも面倒くさいし疲れるから止めよう

環境に期待していても、何も変わらない
環境に合わせて、自分を変えていくしかない

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*エレベーター

デパートに寄ってみた
エレベーターの中に6人くらい人がいる
エレベーターに異常が発生した。

床が人を支える力を失い、グニャグニャとねじれてきた。
みんなそれぞれの存在領域を確保しようと必死になっている。
誰かが犠牲にならなければ、誰も助からない

助かる方法は2つ
空間に支配されず、扉をこじ開ける力をもつ
自らが犠牲となり他の者の踏み台となる

特別な能力を持つものはいない
見ず知らずの者のために、自分を犠牲にする者はいない
皆ねじれた空間のなかに飲み込まれてゆく

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*無題

現実世界の自分が眠りにつく事で、夢世界の自分が目覚める
夢の中では、いつも不可思議な世界の何かと戦っている
何かに追われ、何かと戦い、常に誰かが周りにいる

動物は、生きるために生きている
人間は、より豊かで満たされた生活を求めている
ひとは、なんのためにいきるのだろう

何かをしたいわけじゃない
何かを求めているわけじゃない
夢なんてない。何かをするのは疲れるだけだから

毎日、おいしい食事をして、それから寝て暮らしたい
夢の中でがんばるから、見逃してほしい

起きて頑張るしかない
何かしないといけないから、しかたないから頑張ろう
面倒で大変で嫌だけど、気力の続く限り頑張るしかない

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*恐怖

どこかの町のスーパーで買い物をしている。
1階の洋服売り場で、服を探している。
それまで何事もなく、営業されていた店。
突然、客の中の誰かが悲鳴をあげた。

3メートルほどの恐竜があらわれ、人を喰った
慌てて逃げ出す人々と、冷静に対処しようとする店員
このような事態は、マニュアルには想定されていない
喰われる人を尻目に、われ先にと逃げ出す人々

何とか外へは逃げたものの、地面の下から次々と恐竜が出現する
人を喰っては地中に戻る恐竜たち

この恐竜には実体がなく、霊体として出現している
人を喰う時だけ実体がなるので、隠れる事ができない

逃げ場はない。それでも逃げるしかない。
喰われた者の運が悪かった、それだけだ
どこまでも怯えながら逃げ続ける

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*自業自得

自業自得
でも少しでも責任逃れしたくて言い訳する
自分は悪くない。〜のせいで・・・。

どうしようもない状況に追い込まれる
逃げたいのに逃げられず、動けずにいる。
知らない。そんな事は知らない。

違う。原因が自分にあると思わせようとする、奴らの策略だ。
そうだ。自分を責めて泣くことなんてないんだ。
恐れずに進みたい 

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*不眠?

不眠症。というわけでもない。
夜になると目が覚める。
朝になると眠くなる。
起きるのは昼過ぎになる。

ふざけた生活習慣が身についてるかも
許されるだけ、ありがたい 

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*神様は幸せ?

不老不死に慣れる薬があるなら飲みたい
賢くなる薬があるなら飲みたい
超人的な肉体になれる薬があるなら飲みたい

何のために、そんなことを望むのだろう
全力で走っても車には勝てない、それでいいじゃないか
学んだ事も忘れてしまう、それでもいいじゃないか
不老不死を得ることは、永遠の苦しみを得る

神様は幸せなのか
完璧すぎる存在というのは、悲しい存在だ

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*無題

時代に不適合。社会は敵。現実は厳しい。
何をしても虚無感。何に対しても無関心。
くだらない。つまらない。面白みに欠ける。
楽しいと思う感覚は麻痺している。
夢?若さ?青春? 無縁だね。

夏が終わり、秋になり、冷たい冬が来る
春は始まりの季節? 新しい始まりが来る保障はない
未来が現在に近づく。まだ来ないでと泣きすがる

順調な時は、失敗するのが怖くて不安になる
不調な時は、どうせ自分はと投げやりになる

暗い自分を変えたいと口にしてみる
本当は変える気なんてないくせに、言ってみる
変りたくない。自分でいたい。 

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*懺悔

母方の祖母とは、昔は一緒に暮らしていた
祖母は今は実家で暮らしをしている
老人の1人暮らしは、寂しい事だと思う

祖母が実家に帰ったのは、僕のせいだ
もう何年も経っているけど、時効はない
些細な理由から祖母を殴ったのが原因
でも祖母が僕を責めたりする事はなかった

反省はしているけど、何かができるわけでもない
孤独にさせておいて幸せになんて言えない
ずっと元気で長生きしてくれれば、それでいい

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*人さま

人間が生活するために、動物を狩る
人間の食事は、多くの動物を犠牲にしている
服や装飾品は、動物の体の一部が使われている
人が満足した生活を送るためには、動物の命なんて軽視される。

人間に虐げられ続けた動物が、団結して反逆を起こす。
山や森の動物は、一斉に人里めがけて突撃する
人間の科学の前に、次々と倒れていく動物たち
だが人間の兵力も、いつかは限界が来る

鳥たちが空から人間に襲い掛かる
人を襲うアリが増える
人類はやがて窮地に立たされる

ネコが人間に恩返しをと、人間の側につき動物と戦う。
仲間を得た人軍は、再び勢いを取り戻す

動物軍の犠牲は大きく、多くの動物が戦意喪失する。
世界の人口は半分以下になり、人類は戦う術を失う
人間優位の世界は崩壊し、平等な弱肉強食世界が誕生する

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*山

夢中で走る。必死になって走る。
なぜ走っているのだろう。

つかまったら最期の何かから逃げようとしていた
誰かの背中を見失わないように追っていた
どんな気持ちで走っていたのかも思い出せない
どちらにしても、立ち止まることができない危機感と隣り合わせだった

そこは山の中、道路のない山道
迫ってくる何かから逃げるために、走るしかなかった
行くべき方向を理解しているわけではない
迷い込んだ山の中を前に向かって全力疾走

辿り着いた場所は、どこだったっけ
暗闇の異世界
近未来の人里
入った途端に天と地に挟まれそうになった山頂の家
二匹の犬の像が置かれた山奥の神社

危機一髪の場面、そこから先が記憶から消える
何か大きな力に助けられ、引き戻される

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*龍神

竜神様が人の姿をして地上に現れる
普通の子供の姿をしているので風格はない
こんな普通の人間が竜神様のわけがない

大雨が降り、川が荒れている
自称竜神様のガキが何かわめいている
生意気なやつだと、からかってみる

天変地異は竜神様の仕業だと気付く
数々の無礼な事をしたのだ、許されるはずがない
罰を当てられるのが怖くなり震える

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*真面目?

夜遅くまで寝られず、昼まで寝る日々
眠いから起きないのではなく、起きる気力がない
起きて何かをしたい、という気力がない
起きるのが遅いので、寝るのが遅くなる、悪循環
ずっと寝ていたい、起きるのは苦痛だよ・・

酒やタバコには興味がない。
恋愛は自分には縁がないものだと、あきらめている。
高望みをしても挫折を味わうので、夢や目標は持っていない
さて、僕は何が楽しくて何のために生きているのでしょう?

生きる理由はない。消えたくないから、ここにいる。
不細工な人形のように存在し続けたい
人を傷つける度胸もなく、ひとの顔色ばかりみている
逃げる。どこに。自由の国。夢の世界。
結局は、現実に引き戻される。なるようになれ 

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*無題

目があるから、見たいと思ってしまう
耳があるから、聞きたいと思ってしまう
話せる口があるから、会話したいと思ってしまう
歩ける足があるから、歩きたいと思ってしまう

羽根がなければ、最初から飛びたいとも思わない
わずかでも可能性があるから、期待してしまう
そうしたいと思うなら、そうすればいい。それだけだ

わからない事が不安、失敗が恐い。
自分をさらけ出す勇気はない
そろそろ踏み出してみようかな

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*人生ゲーム

永遠にクリアすることのないゲーム
途中でリタイアすることは許されない
自ら棄権したものは、地獄へ突き落とされる
生き残るか、潰されるか、それ以外の選択肢はない

勝ち続けなければいけない虚しいゲームだ
転落すれば再び這い上がれることは困難
ゲームを楽しむ余裕なんてなかった

むなしい、むなしい、むなしい
少しでも楽しく演出してみようと試みる
あはははは、いひひひひ、うふふふふ

世界は光に満ちている?
そうだね、深い闇を照らすくらいに輝いている
眩しすぎて、身構えてしまったのかな
月は太陽に照らされなければ、明るくなれませんでした 

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*無題

10年後までには、第三次世界大戦が勃発し世界は滅びる
そんな気がする。だから努力するのは空しい
それまで精一杯、生きてみるのもいいかもね

人類の危機に、救世主となり崇拝されるのもいいかも
戦争反対を訴えたために、非国民として抹消される
英雄気取りで核に立ち向かって玉砕もいいね
どんな人生を望めばいいんだろう

地球外生命体VS人類、の戦いが起きるといいな
その時こそ、活躍の時になるに違いない
いつの日か輝けると信じて神様にすがる

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*ダメ人間

生きることの答えを探した
答えは見つからなかった
人生から逃げたいと思いはじめた
もう前向きには考えられなくなった

困難なことは、避けたい
少しでも楽して暮らしたい
楽しいことも疲れるから、いらない。
でも楽しい方がいいな。矛盾している

早寝早起きはムリ。寝れるだけ寝ていたい
規則正しい食事はムリ。食べたいものだけ食べる
就職、どうせ採用されないからムリ
テレビとパソコンだけあれば十分

現実逃避をして気付いたら夢の中 

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*逃避

できないこと、したくないこと、多すぎる

早起きが苦手、起きれないし起きる気力もない
時間を守るのが苦手、ギリギリの時間で行動するから遅刻も多い
買い物が苦手、欲しい物がなくても何も買わずに店を出られない
電話が苦手、どのように応答すればいいかわからない
目を見て話すのが苦手、心を見透かされている気がしてこわい
怒るのも怒られるのも苦手、
感情を表現するのが苦手、
明るい時間に近所を歩くのが苦手
大声を出すのが苦手

苦労することはしたくない
心にない事は言いたくない
責任の重いことはしたくない
感謝されないボランティアはしたくない
献血や注射は必要に迫られてもしたくない

この世の中は、できませんが通用する世界ではない
したくないと言うのは、わがままに等しい
。。。。。。。。。。。。。。。 

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*羽ばたきたい 0412

自信がないから、どんな批判や嫌味に対しても笑っていられる
 意欲がなくて困難から、逃げている。
 周りに苦労を押し付けて、自分がらくしたいだけ。
 努力しようともせず、だらだらと怠けている。
そうかもしれない。でもムリだから。

月日が経つにつれて、追い詰められていく感覚
ふざけるなって思うけど、何もできやしないから
自分に対して苛立つ。情けないし、どうしようもない

いつからか社会から取り残された
活躍している人々を見ているとあせる
追いつかなければいけない。ムリだ
心が疲れているから、ずっと休憩していたい 

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