口癖と心理
「いちおう」
これが口癖の人は、自説を決して曲げないタイプである。他人の話にも「いちおう」耳を貸すが、けっしてその意見を自分で受け入れることはない。本当に正しいのは自分だけと信じている。

「えーと」
潜在心理として、自己不確実性を持っている。他人への依存心も強いので、仲間集団と一緒にいないと大きな不安を感じることがある。はっきりした自分をもっておらず、他人に迎合しながら生きていくタイプである。

「とにかく」
なんでも理屈付けしないときがすまない。納得のいく理由がないと行動する意欲が沸かない性格特徴をもっている。

「どうせ」
自暴自棄な性格。相手のちょっとした冗談も皮肉と受け取る。芝居がかったところもあり、自己顕示性が強い。褒められるととても喜び、自分をほめてくれる相手をすぐ好きになる。

「やはり、やっぱり」
主体性があまりないが、協調性があるという長所を持っている。おっとりした性格で他人に愛されるが、決断するのが遅い。判断が遅く、早口で話されるとその内容を理解できない。

「まあ」
甘えん坊で、心理的離乳ができないタイプ。他人を当てにすることが多く、とても寂しがりや。自分の我侭が通ると思っており、実際そのように振舞う。

「だって」
ヒステリーな性格。とても積極的であるかと思うと、突然、消極的なったり、衝動的な買物をして後悔したりする。おしゃべり好きだが、感情的になりすぎて周囲の人間を辟易させることも多い。

「・・・みたいな。」「・・・みたく」
甘えっぽい性格か、甘えたい願望がある。幼児性の程度が高いので、とてもわがまま。男性の場合、自分の実力不相応のことを口走ることがある。女性場合、シンデレラ願望があり空想癖が強い。

「それから」
時間的な順序にそって話をする人は、活動性があり、融通の聞く人である。ただし、せっかちであり、ゆっくり行動する人を嫌う。