イースタ島モアイ像
イースター島には約1000体もの謎の巨人象、「モアイ」が残されている。多くが重さ20トン、高さ3・5〜4・5メートルに達し、未完成のものの中には、重さ200トン近いものまである。いつ、なぜ、だれが、どのように作ったのかは諸説様々で未だに真相は解明されていない。不思議なことに立っているモアイは全て同じ方向を見つめている。
イースター島はまさに絶海の孤島といわれ、道具に使えそうなものはほとんどないし、たてられた当時はろくな設備もなかったとされている。
イースター島には、未だ解読されていないロンゴロンゴ文字というものがある。正しいかどうかは誰にもわからないが、次の歌は過去にソビエトの研究チームが解読したといわれる、イースター島の天地創造の伝承である。
「青年テア・ワカは言った、我が土地はかつて、非常に大きな国であった。
…高波が起こり、国が小さくなったので世界のヘソと呼ばれる様になった。」




ナスカの地上絵
数百平方キロメートルにも及ぶナスカの裸の大地は、現在までに確認されただけでも、1万3000本を超える“滑走路”のような幾何学図形や、最大幅60メートルもあるハチドリ、巨大な蜘蛛、サル、キツネ、シャチなどの、さまざまな動植物をかたどった具象図形で覆い尽くされている。
この蜘蛛は体長が4〜10ミリと非常に小さいもので、その第三脚が生殖器になっている。しかしこの第三脚の生殖器は顕微鏡などの光学機器を使わないと見る事は出来ず、当時の人々の技術では、この事を知ることは不可能である。

長いもので40キロ以上にも及ぶこれらの直線の多くが、凹凸の激しい砂漠の地形にも拘らず、ほとんど曲がらず、まっすぐに伸びている。最も有名な仮説であるが、数学者ジャラルド・ホーキンズ博士が、コンピューター分析によって諸天体の運行を調べた結果、地上絵と星々の動きと合致しており天文学的な目的があるとされている。




ギザの3大ピラミッド
巨大で、完璧な正方形の底辺部を持ち、その四辺形が東西南北を正確に向いている。 また、3つのピラミッドの位置がオリオン座の中心の三つ星とまったく同じである。 現在はクフ王の墓であるといわれているが、実際には棺が空であり、本当の建造目的は わかっていない。また、建造年代についても諸説乱れている。 内部にある「重力拡散の間」と呼ばれる部屋はピラミッド全体にかかる重力を和らげているが、驚くべきレベルの建築工学の知識が必要である。